国内を代表するアグリビジネスアナリストは、2000年度の農業部門の成長率を2.53.5%と予測している。主な理由は、①ミンダナオ島での武力紛争の影響でトウモロコシが減産となるものの、コメやバナナ、ココナツなどが増産で、全体を押し上げる②第4四半期(1012月期)にエルニーニョ現象が予測されるが、年内は影響が少ない——など。政府の今年度目標値は33.5%。第1四半期(13月期)の農業部門の実質成長率は0.2%だった。
econoTREND
2000/6/2
社会