ガチャリアン財閥系のエア・フィリピン・インタナショナル社(APIC)は、エア・フィリピン社の株式25%の購入を取りやめると発表した。①証券市場の低迷で株式購入のメリットが薄れた②観光業の不振が続いている③同社機が墜落事故を起こした——などが主な理由。APICは社名を変更前のフォーラム・パシフィックに戻し、株式購入に割り当てていた予算で情報技術(IT)関連事業への新規投資やグループ傘下のエクスプレス貯蓄銀行やペトロケミカルズ社などの増資を図る意向。
econoTREND
2000/5/6
社会