中央銀行の発表によると、今年2月末現在の国際収支(速報値)は4億5,300万ドルの赤字だった。前年同月に記録した4億8,200万ドルの黒字から一転、赤字となった。①1—2月期に海外からの融資の流入が途絶えた②比証券取引所で取引中止の可能性が生じるなどで株式市場から資金が国外に流出した——などが主な理由とされている。国際収支算出の基となる純外貨準備高(総外貨準備高から中銀の短期債務を差し引いたもの)は113億ドルで、1月末レベルに比べ2億ドル減少した。
econoTREND
2000/4/1
社会