政府は国際通貨基金(IMF)に対し、IMFの経済監視下からの脱却準備期にあるフィリピンに約束した特別融資「スタンドバイ・クレジット」(総額14億ドル)の供与期限を3カ月延期するよう要請した。これは、主として、今月末までの成立が供与条件だったエネルギー部門改革法の審議が遅れているためで、IMFが延期を認めず、同融資を今月末で打ち切れば、政府は未供与分6億7,800万ドルの融資を受けられなくなる。同法の成立は4月以降にずれ込むもよう。
econoTREND
2000/3/9
社会