フィリピン・ココナツ協会が発表した速報値によると、今年1月のココナツ関連製品の輸出量は前年同月比0.9%増の7万2,833トンだった、伸び率では、過去12カ月続いたマイナス成長から脱し、プラス成長となった。1997—98年のエルニーニョ現象による干ばつの影響で激減したココナツ生産高が回復基調になったのが主因。主力品目のココナツ油の輸出量は同17.5%増の4万5,885トンと伸びた。同協会は、2000年度のココナツ関連製品の輸出総量は対前年比50.4%増の128万1,000トンと予測している。
econoTREND
2000/2/17
社会