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フィリピン人バナナ栽培業者・輸出業者組合のバロリア会長は７日、ダバオ市で開かれたミンダナオ・バナナ会議で講演し、オーストラリアや韓国、日本へのバナナ輸出を拡大するため、政府による積極的な介入を要請した。
バロリア会長によると、オーストラリア政府は自国のバナナ農家を保護するためだとして、比産バナナの検疫を強化している。このため、輸出量が大幅に減少しており、同会長は、乳製品の主要買い付け先をオーストラリアから、ニュージーランドへシフトすべきだと訴えている。
また、韓国や日本へのバナナ輸出を拡大するため、両国政府が比産バナナへの10〜30％の高関税率を引き下げるよう、交渉に乗り出してほしいと比政府に求めた。（10日・ビジネスワールド）
