実業家アンドリュー・タン氏が率いる不動産開発大手メガワールドは24日、今後5年間で地方都市を中心に事務所ビル建設事業に総額300億ペソを資本支出する計画を明らかにした。首都圏における賃貸事務所の空き室率が昨年に19.4%と過去最高水準にまで悪化しており、同社は新規の事務所ビル建設案件としては地方都市に注力する必要があるとしている。メガワールドは現在、ブラカン州とパンパンガ州、バコロド市とイロイロ市、セブ市とダバオ市に住宅地と商業地からなる複合住宅地開発を進めており、その一角に事務所ビル建設も実施する計画。300億ペソの資本支出のうち一部は既存の事務所ビル建設事業への再投資や再活性化、イメージ変更などに投入する計画だという。(24日・インクワイアラ―)
不動産大手メガワールド 事務所ビル建設増強
2025/3/25
日本エンタメ