国際アニメーション映画祭「東京アニメアワードフェスティバル2025(TAAF2025)」より、「アニメ オブ ザ イヤー部門」の各賞が発表された。
「ルックバック」ビジュアル (c)藤本タツキ/集英社 (c)2024「ルックバック」製作委員会すべての画像・動画を見る(全22件)
「葬送のフリーレン」ビジュアル (c)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
作品賞の劇場映画部門には、藤本タツキ原作による映画「ルックバック」、TVシリーズ部門には山田鐘人・アベツカサ原作によるアニメ「葬送のフリーレン」が輝いた。個人賞では、原作・脚本部門を「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」で脚本を務めた吉野弘幸、監督・演出部門を「ルックバック」の監督・押山清高、アニメーター部門を「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」でキャラクターデザイン・総作画監督を担当した谷田部透湖、美術・色彩・映像部門を「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」で美術監督を担当した市岡茉衣、音響・パフォーマンス部門を「わたしの幸せな結婚」「葬送のフリーレン」の音楽を手がけたEvan Callが受賞。さらに投票総数2万1316票の中から選ばれた「アニメファン賞」は、「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」に決定した。
「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」ビジュアル (c)映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
今年で12回目の開催となる「東京アニメアワードフェスティバル」は、新たな人材の発掘・育成、アニメーション文化と産業の振興に寄与することと、東京の魅力を発信し、観光振興に資することを目的とした映画祭。3月7日から10日までの4日間、東京・池袋で開催される。
アニメ オブ ザ イヤー部門の対象となるのは、2023年10月1日から2024年9月30日までに上映・放送された全417作品。幅広いアニメ業界のプロフェッショナルからの投票で作品賞と個人賞、ファンからの投票でアニメファン賞が授与される。
「東京アニメアワードフェスティバル 2025(TAAF2025)」
日程:2025年3月7日(金)~10日(月)
会場:東京都 池袋
提供元:コミックナタリー