住友大阪セメント(社長:諸橋央典、本社:東京都港区)は17日にプレスリリースを発表し、フィリピンでセメントの輸入、製造・販売事業を行なうフィルセメント・コーポレーション(本社:バタアン州マリベレス町)の15%株式を取得することで合意したと明らかにした。フィルセメントは比財閥企業Phinmaの傘下。住友大阪セメントは2023年末から同社とセメントに係る取引を開始し、フィルセメントの事業拡張計画に応じて出資協議を進めていた。住友大阪セメントは、マルコス政権のもとで大型インフラ計画「ビルド・ベター・モア」の推進により、セメント需要が増加しており、今後10年間はセメント需要が平均5%以上で成長すると予想されており、比企業への出資の有望性を強調している。(17日・住友大阪セメントプレスリリース)
住友大阪セメント 比企業の株式取得
2025/9/19
経済
