シンガポールに拠点を持ち、三つ星レベルのホテルブランド「ココテル」などを運営するココ・グローバル・ホスピタリティ(KGH)はこのほど、セブ市に比で初となるココテル・セブ・アディラ(42室、8階建て)を開業した。現地企業のアリアンゾ・リアルティ&ディベロップメントとの合弁で、屋上にカフェも併設する。日本語の「こころ」をモチーフに、日本基準の品質、タイ風のおもてなしを融合させたサービスと、部屋数の3割は家族やグループ旅行向けに3~4人部屋を用意している。同社は現在、タイ、日本、そしてフィリピンに計44カ所のホテルを運営しているが、うちココテルブランドは19店舗。フィリピンでもすでに2カ所の既存ホテルの運営を手掛けており、ココテル・セブ・アディラが比事業として3軒目となる。同社は2026年までに四つのホテルブランドを通じてアジア地域で計100軒のホテル運営事業の確立を目指す。(10日・インクワイアラ―)
ココテルがセブ初進出
2025/8/11
経済