フィリピン港湾庁(PPA)は、国内各地のフェリーターミナルにおける電子旅客管理システム(ETMS)の配備を年内に開始する。PPAは2021年にETMSの納入契約(事業費4億9990万ペソ)を、クラウド技術専門企業のネクストⅨとフィンランドのカルス・フェリーABの合弁企業と結んでおり、システムの納入は完了済み。しかし、2022年にマルコス政権が誕生して以降、事業の進捗が中断していた。最近、新たに運輸相に任命されたディゾン大臣の指示で年内配備が実施されることになった。このシステムはチケットの予約や変更を管理でき、オーバーブッキングも防ぐことができる。(15日・スター)
旅客電子管理システム 港湾庁が年内配備へ
2025/4/16
経済