タイのエネルギー企業大手、PTTパブリックの比子会社はフィリピンにおける石油元売り事業を拡張するため今後4年で総額15億ペソほどを投資する方針を明かにした。うち5億ペソを給油所の店舗拡張に投入する予定。同社は現在、比国内に給油所を170カ所経営しているが、2030年までに280カ所まで引き上げる。また当面、ルソンとビサヤ両地方での事業拡張に注力するが、ダバオ市場への進出も検討しているという。同社は航空各社への航空燃料供給にも力を入れているほか、給油所への太陽光パネルの設置も進めている。さらに同社が比で展開するコーヒー専門店チェーン「カフェ・アマゾン」の店舗網拡張も目指している。2030年までに比国内で100店舗まで出店する方針だという。(12日・インクワイアラ―)
タイ石油元売り 15億ペソ投資へ
2025/4/14
経済