関係筋によると、フランス・パリに拠点を持つ多国籍石油メジャーのトタルエナジーズはフィリピン事業から完全に撤退する方針だという。同社は最近、比の石油製品小売り事業であるフィルオイル・フィリピン・コーポレーションの持株を合弁相手に売却したほか、2年ほど前に発表していた日本の石油元売り大手のENEOSと提携してアジア地域で2ギガワットまでの太陽光発電事業を実施する再エネ事業計画についても、特にフィリピン事業に対する新規出資を中止している。また、2012年に参入しているスルー海における海底資源開発鉱区(第56鉱区)における開発権もすでに手放しているという。(18日・マニラブレティン)
トタルエナジーズ 比事業から撤退
2025/3/19
経済
