中央銀行によると、今年1月時点の国内拡大商業銀行による貸出金残高合計が13兆200億ペソとなり、前年同月比12.8%増加した。前月12月の同12.2%より高い伸び率で、2022年12月に記録した同13.7%増以来となる、2年ぶりの高い伸び率だった。このうち製造・生産活動に対する貸出金残高は11兆900億ペソで、前年同月比11.8%増加した。前月の同10.8%からやはり加速している。この生産活動に対する貸出金残高のうち、不動産事業向け貸出金は2兆6000億ペソと同9.8%増加した。また、電気・ガス・蒸気・空調分野向けの貸出金は1兆5700億ペソで同23.6%増加した。一方、消費者ローン向けの貸出金残高は1兆6000億ペソと同24.4%増加しており、拡大商業銀行の全貸出金のうち12.3%を占めている。また、自動車ローン残高も4616億6000万ペソと同19%増加している。(8日・スター)
1月拡大商銀貸出金残高 12.8%増の13兆ペソ
2025/3/11
経済
