アボイティスパワーとノルウェー企業のScatecの合弁事業であるSNアボイティス・グループ(SNAP)は、ルソン地方で進めているバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)事業向けに国内の拡大商業銀行3行から融資契約を確保したことを明らかにした。SNAPはBPIとチャイナバンクからイサベラ州におけるマガットBESS事業フェーズ2(総発電量16メガワット)に対する融資を、またBPIとBDOからベンゲット州におけるビンガBESS事業(総発電量40メガワット)に対する融資をそれぞれ確保できたという。いずれも2026年に完工予定の事業で、中国エナジー・エンジニアリング・グループの子会社であるGEDIチャイナ・エナジーとの間でEPC契約を結んでいる。SNAPの最初のBESS事業である総発電量24メガワットのマガットBESSフェーズ1は昨年1月から商業運転を開始している。(19日・スター)
BESS事業で3行から融資確保
2025/2/21
経済
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