フィリピン統計庁によると、比国内の1月1日時点におけるコメ備蓄量は216万トンで、前年1月1日に比べて6.4%増加している。政府がコメ輸入を増強しているほか、国内農家からの買い取りも強化しているため。しかし、昨年12月に記録していた備蓄量256万トンに比べると約1カ月で15.7%減少した。一般世帯による備蓄が48.9%を占める一方、国家食糧庁は28万4810トンで13.2%にとどまっている。2月から5月にかけてコメの収穫が始まるため、今後、備蓄量は増加する見込み。一方、とうもろこしの1月1日時点の備蓄量は32万8400トンで前年比45%減少した。比タバコ栽培農家組合によると、国内のとうもろこし栽培は害虫の影響で生産が落ち込んでいるため、多くの農家がタバコ葉の栽培にシフトしているという。(11日・インクワイアラ―)
1月コメ備蓄量前年比6.4%増
2025/2/13
経済
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