フィリピンの政府系ファンド、マハルリカ・インベストメント・コーポレーション(MIC)は8日、タイ最大の複合企業であるチャロン・ポカパン・グループ(CPグループ)との間で、農業や食料生産、デジタルイノベーションや再生可能エネルギー事業などに投資するため最大10億ドルまでを調達し運用する新たな投資ファンドを結成することで基本合意に達した。MICによると、新規投資ファンドの運営方法や投資先企業、他の投資家からの出資を得る方法などを新たに結成される特別評議会が決定する。まず、今後9カ月から1年間をかけて出資企業を募集する投資説明会を実施する予定。CPグループは1921年に創立されたアジア最大の多国籍コングロマリットで、世界30カ国以上の食糧事業や食品生産、小売業などに進出している。(10日・マニラブレティン)
タイ複合企業と投資ファンド結成
2025/2/12
経済
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