ゴコンウェイ財閥の小売部門持株会社、ロビンソンズ・リテール・ホールディングス(RRHI)は2024年度決算報告を行い、連結中核純益が63億ペソと23年比で12.3%増加したと明らかにした。傘下の拡大商業銀行ロビンソンズバンクがアヤラ財閥傘下の拡大商銀BPIに吸収合併された際の一時的収益が昨年第1四半期に計上されたほか、既存店売上伸び率が好調で第4四半期の純益が25億ペソと前年同期比62.4%拡大したことが通年の純益拡大に貢献した。また、昨年の総収入は食料品や薬品販売事業が好調で1992億ペソと同3.7%増加した。RRHIは24年末時点で総店舗が2453店まで拡大したが、その内訳は食料品店が761店、薬局チェーンが1133店、ロビンソンズブランドのデパートが50店、ホームセンターが227店、各種専門店が282店となっている。また、薬局チェーンTGPのフランチャイズ契約店舗数も2115店まで拡大している。(9日・スター)
ロビンソンズH 中核純益12%増
2025/2/11
経済
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