中央銀行によると、8月末時点の拡大商業銀行による貸出残高が9兆800億ペソとなり、前年同月比4.6%増の伸び率にとどまった。2006年11月期に記録した同4.4%増以来となる14年ぶりの低い伸び率。前月7月に記録した同6.7%増からも縮小した。製造業向けの貸出残高が7兆8900億ペソと前年同月比4.2%増にとどまったのに対し、不動産関連融資の貸出残高は同9.8%増加した。一方、クレジットカード貸付額は4057億8000万ペソで同24.2%増と大幅に伸びている。(3日・スター)
市中銀行貸付伸び率 14年ぶりの低水準
2020/10/7
経済