多国籍食品企業大手ネスレ・フィリピンズのマスセノン副社長はこのほど、税制改革法案第1弾の実施に伴う甘味飲料税引き上げや輸入品の増加などにより国内製造品が競争力を失っているとして、ミンダナオ地方カガヤンデオロ市にある粉末コーヒー製造工場の閉鎖を検討していることを明らかにした。税制改革法案第2弾で国内市場向けの製造企業に対する支援策が盛り込まれない場合、ほかの東南アジア諸国に製造拠点を移すという。(3日・スタンダード)
ネスレが粉末コーヒー製造工場の閉鎖を検討
2018/9/7
経済