国際通貨基金(IMF)は18日、フィリピンの09年通年の国内総生産(GDP)伸び率予測を従来の4.4%から2.9%に大幅に下方修正した。世界同時不況による輸出の減少と、フィリピン人海外就労者(OFW)からの国内送金の縮小が「逆風」となって経済成長を妨げると予想している。また、同基金は、09年の財政収支赤字幅を政府目標の1,020億ペソ水準ではなく、1,500億ペソ以上まで拡大するとの見通しも明らかにした。(19日・インクワイアラー)
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2009/2/23
経済