国内食品・飲料最大手のサンミゲル社は20日、ビール部門子会社のサンミゲル・ブリュアリー社に所有する株式の一部、43.25%分株式を日本のビール大手、キリン・ホールディングス社に589億ペソで売却する正式合意書に署名した。今年5月までに売却手続きが完了する予定。今後、サンミゲル社によるビール子会社持株比率は50.75%まで引き下げられることになる。一方、キリン側はこのほど、従来から所有していたサンミゲル社における持株のうち20%株式をオンピン財閥が経営するファンド会社に売却する方向で調整に入った。売却額は396億ペソほどと見積もられている。(21日・インクワイアラー)
econoTREND
2009/2/23
経済