ハロハロ
[ 529字|2008.10.13|社会 (society)|ハロハロ ]
十月は早々からショック続きだ。六日の月曜日深夜、テレビ東京の経済番組を見ていたら、ニューヨーク株が突然一万ドル割れ、為替も急速な円高で、予期せぬ一ドル=九九円台となった。これはいけない。パソコンをオンし、既にマイナスになっていた外債中心の投資信託を処分した。マージャンでいえば負け勝負の局面。いかに負けを少なくするかに腐心せざるを得ない。
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米国発の金融不安は先進各国に飛び火。世界不況におびえパニック状態に。日本株も下げ止まらない。日経平均が二〇〇三年四月につけたバブル崩壊後の最安値、七千六百円を割るのも時間の問題のよう。先進七カ国財務相会議は金融機関への公的資金投入を盛り込んだ「行動計画」を十日発表したが、果たして不安鎮静剤となり得るのか。
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もうひとつの大ショックは阪神タイガースの敗退。七月には二位に十三ゲームの大差をつけていたのにオリンピックのころから変調の兆しが出始めた。打線が沈黙すれば投手陣も打ち込まれる悪循環。JFKの神通力も消え失せた。JとKがダメになり、後で参加のAもポカ多くて阪神ファンとしては信じられない事態だ。しかし巨人が優勝すると景気がよくなるというジンクスがあるそうだから、せめてそれに期待しようか。(紀)