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5月26日のまにら新聞から

ハロハロ

[ 573字|2008.5.26|社会 (society)|ハロハロ ]

 「ベターバナナ」に続いて「重要な助言」が件名のEメールが元フィリピン大教授の友人から届いた。台所の必需品、ラップやプラスチック容器は使い方次第でダイオキシン発生の危険性があるという内容。事実なら各家庭への影響は大きい。米ジョン・ホプキンス大学が「最新がん情報」として公表、米陸軍医療センターがそれを回覧しているという。ダイオキシンの発がん性については、WHO(世界保健機構)のがん研究機関も認めている。

 助言は、ダイオキシンは非常に有害な化学物質で、がん、特に胸部がんの発症原因になり、プラスチックからも放出されると指摘している。食べ物、とりわけ脂肪分が多くてダイオキシンが溶けやすい肉、魚や乳製品をプラスチック製容器に入れ、電子レンジで加熱するのは避けるべきだという。また、ラップで覆った食べ物を電子レンジで加熱する危険性も強調している。

 これは最近、テレビでダイオキシンの有害性を解説したエドワード・フジモト博士(キャッスル病院医師)の談話を要約する形で説明されている。同博士は、ペットボトルに入れた水を冷凍庫に保存してはならないとも述べる。一方、ダイオキシンの不安から解放されるために、プラスチックに代えてパイレックスのような耐熱ガラスか、セラミック製の容器、またラップに代えてペーパータオルの使用を薦めている。(濱)

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