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[ 210字|1999.12.2|社会 (society)|econoTREND ]
□メラルコのシステムロスが12%に悪化
国内最大の電力配給会社、マニラ電力(メラルコ)は、システムロスによる損失の収入に占める比率が今年10月現在、12%に上ったと発表した。送電線の絶縁不良による漏電や配電線からの「盗電」が主な原因。システムロスは1998年度(1—12月期)の平均値9%に比べ3ポイント悪化し、政府が定めた上限の9.5%を大幅に上回った。損失額は9億ペソ。同社は、システムロスによる損失などで99年度の純利益は対前年比20%減を予測している。