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[ 248字|1999.12.2|社会 (society)|econoTREND ]
□クラーク国際空港の本格利用が大幅延期
クラーク国際空港を国内随一の国際空港として本格的に利用する計画案の実施は大幅に延期されるもよう。主な理由は、利用者数が1,000万人に達するまでマニラ国際空港第3ターミナルを優先的に利用する方針が固められたため。同ターミナルは、ビリアモール空軍基地内に建設され、2002年4月完工予定。運営開始後、利用者数1,000万人を記録するまでには9年程度かかるとみられている。一方、クラーク国際空港は、米国の航空貨物取扱大手DHL社などが拠点(ハブ)空港としての利用を計画するなど注目度が高まりつつある。