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[ 277字|1999.11.12|社会 (society)|econoTREND ]
□SSSの住宅ローン融資が5割減
政府系金融機関、社会保障事業団(SSS)はこのほど、今年1—9月期の住宅ローン融資総額が15億6000万ペソと前年同期の31億7000万ペソに比べ50.7%減少したことを明らかにした。融資総額は同事業団の住宅基金分46億9,000万ペソの33.3%で、戸数にすると7,291戸に過ぎない。同事業団は、住宅ローンの利用者が減少しているのは、金融危機の影響で住宅ローン融資の窓口となっている銀行の融資の高利率が原因と見ている。同事業団の住宅ローンは、民間の銀行を窓口としており、融資返済利率は14%。そのうち4%が銀行、10%がSSSへの返還分となっている。