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三菱自動車フィリピンズでストライキが辛くも回避された。同社の労働組合（組合員1,350人）は、労使間での賃上げ交渉が決裂したことから今月16日よりスト突入を計画。これに対して労働雇用省は、「労働者側によるスト実施もしくは雇用者側が工場閉鎖を行うことは同社だけでなく、傘下のディーラー34社や部品製造会社75社などを巻き込み社会的に大きな影響を与える」として労使双方による実力行使を回避するよう指示したため、労組がストを取り止めた。