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在香港の民間投資銀行が行った最近のアジア各国の金融機関に関する総合的な「経営堅実度」調査で、フィリピンの金融機関は「まずまず堅実」と高い評価を受けた。調査結果は、１から24までの数字で表され、最高値は１。フィリピンは総合評価が10と昨年度の14より大幅に上昇、韓国やマレーシアの11、タイの13、インドネシアの18などに比べても高かった。一方、シンガポールや香港はいずれも４で「堅実」と評価。調査指標としては特に、インフレ率や為替レートの安定度、金融機関の不良債権率や政府債務などが検討された。