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[ 227字|1999.10.5|社会 (society)|econoTREND ]
□「小渕基金」で幹線道路整備へ
基地転用開発庁は、旧米軍基地のスービックとクラークの両経済特別区、およびタルラック市を結ぶ高速道路建設事業に、日本のアジア諸国に対する経済危機への緊急借款支援である「小渕基金」が適用されるとの見通しを明らかにした。道路は片側二車線で有料、総延長は82キロとなる。経済開発庁の技術部会が事業を既に認可しており、早ければ来年1月に着工、2003年に完工の予定。総額157億ペソと見積もられる支援金は、10年間の猶予後、年率1%の利息で40年で元利返済される。