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[ 260字|1999.6.19|社会 (society)|econoTREND ]
□比シェルの純益が37%増
石油元売り大手3社の1つピリピナス・シェル社は、今年第1四半期(1−3月期)の純利益が前年同期比37%増の6億600万ペソだったと発表した。収入が同8%減の131億5,000万ペソと下落したにもかかわらず増益となったのは、主として、土地や建物など固定資産に対する支出が同63%減の9,200万ペソと大幅に減少したため。同社の親会社であるロイヤル・ダッチ・シェルは、世界レベルで進める経営合理化の一環として、タイにアジア太平洋地域事業本部の設立を計画。今後は、同本部がフィリピンでの事業展開の監督、調整を行うとしている。