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[ 234字|1999.4.3|社会 (society)|econoTREND ]
□貸出金融資産額が8%減
中央銀行の発表によると、今年1月現在の国内商業銀行の貸出金融資産額は前年同月比8.2%減の1兆3,280億ペソだった。部門別では、製造部門への貸付金が同21.1%減と最も減少した。このほか、農林水産は同20.1%減、流通同14.1%減などとなった。中銀は、市場に十分な資金が出回っているにもかかわらず貸出金融資産が縮小した理由として、①市中銀行がリスク回避のため貸し渋っている②投資家や企業が状況を見極めるまで投資を控えている——の2点を挙げた。(1日・トゥデー)