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　農業統計局の報告によると、98年度（１−12月期）の養鶏などの家禽（きん）生産量は対前年比0.4％減だった。年間ベースでは、1985年以来、初めてマイナス成長となった。養鶏の生産高が同1.1％減の91万9,450トンで最も減少した。要因として、①通貨危機の影響で養鶏農家が資金繰りに行き詰まった②景気低迷による消費者の購買力低下を予測して生産規模を縮小した③98年第４四半期に上陸した台風の被害——などが挙げられている。

（３日・ビジネスワールド）