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[ 235字|1999.1.14|社会 (society)|econoTREND ]
□借入・貸出金利が98年8月以来最低
中央銀行は12日、翌日物借入金利を13.375%から13%へ、翌日物貸出金利は15.375%から15%へとそれぞれ引き下げた。その結果、1998年8月にペソ防衛の目的で、ドルの投機的購買(思惑買い)を抑制するため翌日物借入金利が最高18%台(翌日物貸出金利は20%台)まで引き上げられて以来、最も低金利となった。今回の引き下げは、主として外国為替市場におけるペソ高ドル安基調を反映したもの。関係者は今後、引き下げによる投機的なペソ売りドル買いの動きは少ないと見ている。