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[ 231字|1998.12.19|社会 (society)|econoTREND ]
□セメントの消費量が7%減
フィリピン・セメント製造業者協会の調べによると、今年1—9月期のセメント消費量は前年同期比7.3%減の1,031万8,800トンだった。インフラ整備など政府建設事業を除き、民間建設部門が不振なため需要が減少したことが理由として挙げられている。需要減による在庫過剰と卸売価格の下落を防ぐため、主要製造会社19社のうち14社が生産を縮小。その結果、同期の生産高は同5.2%減の1,028万9,600トンにとどまった。業界では、外資を導入し競争力強化に努めている。