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[ 218字|1998.11.10|社会 (society)|econoTREND ]
□IMF、政府の歳出増に合意
訪比中の国際通貨基金(IMF)第3次使節団は、政府が98年度(1—12月期)の歳出を増大することに合意した。農業や建設、保健といった公共部門への支出を増やすことによって、景気てこ入れを図ることが狙い。歳出が増大すると、今年度の財政赤字が目標である400億ペソを超える可能性が出るが、IMFはそれをも容認した。さらに、政府が行っている金利引き下げを軸とする金融政策に関しても、ペソの暴落を招くことなく引き下げは可能として理解を示した。