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[ 201字|1998.11.7|社会 (society)|econoTREND ]
□8月の不良債権率が10.5%に上昇
中央銀行によると、国内商業銀行の貸出金融資産に占める不良債権(3カ月連続して利息が未払いの焦げ付き融資)の比率は今年8月現在10.51%で、対前月比0.87ポイント上昇した。不良債権比率が10%を超えたのは、今年に入って初めて。市中貸出金利が通貨危機発生以前に比べ、プライムレート(優良企業対象)で1—7ポイント高と高騰しているため、経営が行き詰まる企業が増加していることが要因として挙げられている。