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　今年９月の大蔵省証券（ＴＢ）指標銘柄である91日物ＴＢの平均レートは13.822％で、通貨危機が発生して以来、最も低い数値となった。前月比では、0.263ポイント減。国内外17行が政府へ行った６億1,000万ドルの協調融資（シンジケート・ローン）によって財政収支が改善されたことが要因。182日物は同0.204ポイント減の14.864％、364日物も同0.232％減の16.553％といずれも減少した。しかし、税収入が目標額を下回っていることや、市中銀行の預金に対する最低準備金率の引き上げなどから今後ＴＢレート上昇の可能性がある。