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[ 265字|1998.10.22|社会 (society)|econoTREND ]
□貸出金融資産額が伸び悩み
今年9月末現在、国内商業銀行の貸出金融資産(貸付金の総額)は前年同月比1.5%増の1兆3,170億ペソだった。前年同月に記録した32.2%増に比べると伸び率は大幅に減少した。金融危機の影響で、各行がリスク回避に回り、貸し渋っていることが要因。最も貸付金額が大きかったのはメトロ・バンクで1,441億9,000万ペソ(同5%増)。2位はフィリピン・ナショナル銀行の1,260億3,000万ペソ(同2.9%減)。伸び率は、ユニオンバンクの同46%増が最大で、政府系のランドバンク(23%)とフィリピン開発銀行(17.7%)が続いた。