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　プノ電力公社総裁はこのほど下院エネルギー委員会で、「政府はフィリピン原子力発電所を解体し、原発関係部品を国外で売却することを検討している」と述べた。その他の部品は国内での売却を考えているという。ラモス政権は同発電所の天然ガス火力発電所への転用を検討していたが、現政府はコストがかかりすぎるとしてこれを却下した。新規発電所建設費用は３—５億ドルであるのに対し、転用には約７億ドルかかるという。同発電所はマルコス政権下の1976年、22億ドルでバターン州モロンに建設されたが、１度も稼働していない。債務支払いのために１日250万ペソ、維持費に年間6,000万ペソかかっているという。