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　農業統計局によると、今年上半期の実質漁獲額（85年の物価を基準に、インフレ率を調整し算出）は前年同期比0.5％減の260億8,200万ペソであった。うち、養殖漁業が119億9,900万ペソと全体の約５割を占めた。大規模漁業が72億8,900万ペソ、３トン以下の漁船で操業する小規模漁業は67億9,300万ペソ。漁獲額が伸び悩んだのは、エルニーニョ現象の影響による海流の変化、川・池が干上がった、などにより漁獲高が減少したため。小規模漁業の漁獲高が同4.4％減の45万6,230トンと最も落ち込んだ。大規模漁業は同0.3％増の44万7,470トン、養殖魚業は海草類の増産で同1.5％増の55万6,540トンとなった。