econoTREND
[ 265字|1998.8.15|社会 (society)|econoTREND ]
□ペトロン、占有率41%で首位維持
フィリピン石油協会によると、今年上半期ではペトロンが市場占有率41%で、石油自由化前と変わらずシェア首位を維持した。次いでシェル32%、カルテックス25%の順。新規参入企業はシェア3%を獲得した。業界全体での売り上げの伸び率は前年同期比4ポイント減の3%。アジア通貨危機の影響で生産が落ちたのに伴い、燃料の需要も減少している。同協会では3%の伸び率を記録したのは、干ばつのため電力公社の石油火力発電所での石油消費量が増加したためで、干ばつがなかったら伸び率は1%以内にとどまったとみている。下半期には需要の減少を予測している。