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　スイスの調査機関はこのほど世界46カ国の経済分野における国際競争力評価を発表した。その総合力評価よると、通貨危機の影響を受けたタイや韓国がそれぞれ39位、35位と昨年より大幅にランクを落としたのに比べ、フィリピンは昨年より１ランク下げただけの31位だった。同調査はさらに８つのカテゴリーに分けた競争力評価を発表しているが、フィリピンは労働者の熟練度についてはトップで、経営者の能力についても10位以内にランクされている。しかし人材の活用度や労働者の生産性については最低の10位以内にランクされているという。