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[ 249字|1998.4.28|社会 (society)|econoTREND ]
「反ダンピング法は十分に機能」とTC
民間業者の輸入品に対する不当廉売(ダンピング)防止措置が不十分との訴えについて、関税委員会(TC)は「東南アジア諸国からを中心に国内価格より安い輸入品が流入しているがフィリピンの反ダンピング関連の法律は十分に機能している」と反論している。フィリピンの反ダンピング関連法は世界貿易機関(WTO)の取り決めに沿う形で1995年に改正されたばかり。旧法に比べ大幅に変更された。特に、TCに最低260日間の調査期間を義務付けていることなどが「TCに提訴しても決定が遅すぎる」と国内業者の不満を招いている。