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[ 243字|1998.3.31|社会 (society)|econoTREND ]
ナフサ・クラッカー工場建設を棚上げ
住友商事や三菱商事が出資している企業連合体バターン・オレフィン・ポリメール(BOPC)は、バターン州マリベレスに5億ドルをかけてナフサ・クラッカー工場を建設する計画を昨年末に発表していたが、このほど同社の要求している高関税率保護を政府が認めない限り当建設計画を棚上げにすると発表した。ガルシアBOPC代表は現行の10%の関税率では安い輸入製品に市場を独占されるとし、20%の税率を要求している。同社は近隣にある石油化学製品工場に原料を供給する工場を2001年までに建設する予定だった。