韓国日産に課徴金3億円
[ 324字|2017.1.12|社会 (society)|ASIA WATCH ]
韓国環境省はこのほど、韓国で販売されている日産自動車の2車種で認証書類に不正があった問題で、韓国日産に対し課徴金32億ウォン(約3億1千万円)の支払いと販売停止を命じたと発表した。また、2車種の認証書類偽造の疑いで検察に告発した。
対象となったのは、セダン「インフィニティQ50」とスポーツタイプ多目的車(SUV)「キャシュカイ」。
環境省は、ポルシェとBMWの輸入車の申請書類にもそれぞれ同様の不正があったとして、課徴金支払いと販売停止を命じた。処分の対象は3社の計10車種で、課徴金の総額は71億7千万ウォン。ただ環境省は、日産を除く2社の現地法人については、違反が軽微なことや、自ら不正を届け出たことを理由に告発は見送った。(共同)