スー・チー氏の対応批判
[ 284字|2017.1.3|社会 (society)|ASIA WATCH ]
ミャンマー西部でイスラム教徒少数民族ロヒンギャが迫害されている問題で、ノーベル平和賞受賞者ら23人がアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相の対応が不十分だと批判し、国連安全保障理事会で同問題を議題として取り上げるよう促す連名の書簡を安保理に送付した。安保理外交筋が明らかにした。
書簡には南アフリカのツツ元大主教、パキスタン出身のマララ・ユスフザイさんやイランの人権活動家シリン・エバディさんらノーベル平和賞の受賞者11人のほか、人権活動家が名を連ねた。
書簡は「スー・チー氏はロヒンギャの市民権保障のため、指導力を少しも発揮していない」と強調した。(共同)