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　江崎グリコの江崎勝久社長はこのほど、11月にインドネシアで始めたアイスクリームの販売事業について「日本以上に育つ可能性がある。何年先になるか分からないが、トップシェアを目指せる」と意欲を語った。

　江崎社長は人口増加に加え、アイスがまだ普及していない事情からインドネシア市場の成長が見込めると指摘。グリコのアイスだけを陳列する冷凍庫を個人商店に展開するなど販売方法を工夫し、現地に進出している欧州大手などに対抗したいと強調した。

　現地企業との合弁会社で手掛けるアイスの生産体制の整備では「（現地に）アイスの生産管理者や経験者がなかなかいない。最初からフル稼働というわけにはいかない」と課題を口にした。（共同）