高速鉄道計画で合意
[ 286字|2016.12.17|社会 (society)|ASIA WATCH ]
マレーシアの首都クアラルンプールとシンガポールを結ぶマレー半島高速鉄道計画で、両国政府がこのほど、計画の詳細を取り決めた合意文書に署名した。来年末までに国際入札が行われる予定。日本勢が受注を目指しており、中国勢などと競り合っている。
マレーシアのナジブ首相とシンガポールのリー・シェンロン首相が同日、クアラルンプール近郊のプトラジャヤで会談。
両国政府は7月に計画の概要を記した覚書に調印した。クアラルンプールとシンガポールを1時間半で結ぶ直行列車と、マレーシア国内で各駅停車する列車とに事業形態を分けることを決めた。2026年の営業開始を目指している。(共同)