深セン、香港株式市場が相互取引へ
[ 278字|2016.11.29|社会 (society)|ASIA WATCH ]
中国証券監督管理委員会は、広東省深センと香港の株式市場に上場する銘柄を相互に取引できる制度を12月5日から開始すると発表した。金融自由化の取り組みの一環で、海外の投資家にとっては中国本土の株式に投資しやすくなる。
中国は国境をまたいだ資本移動を厳しく規制しているが、今後は個人を含む海外の投資家が香港市場を通じて深?市場の個別株を幅広く売買できるようになる。中国本土の投資家も香港の株式を買いやすくなる。
同様の制度は2014年から上海と香港市場の間でも導入されている。深?は上海と比べて、ハイテクの新興企業が多く上場している特徴がある。(共同)